看護部について

４階病棟は、急性期治療を終え、その後継続して経過を観察や治療の必要がある方などを受け入れている一般病棟です。地域の病院や高齢者施設、近隣の住民の方々まで、幅広く受け入れを行っています。また病気は改善してもご自宅や施設等での療養に不安がある患者さんのために、地域包括病床（８床）を用意しております。入院患者さんやご家族の方が安心して入院生活を過ごして頂けるよう、不安や思いに寄り添い、親切丁寧な看護ケアを提供できるように日々努めています。

療養病棟は2階48床、3階54床からなっています。療養病棟には亜急性期医療を終え病状が安定したものの、継続して治療を必要とする慢性期の患者さんが入院されています。口腔ケアや入浴介助、清拭、オムツ交換等の日常生活援助や中心静脈栄養、経管栄養、吸引、創傷処置などを患者さんに合わせ、看護ケアを提供しています。また、患者さん・ご家族の方とのコミュニケーションを大切にし、患者さんには安全・安楽に療養生活を送っていただけるよう、スタッフ一同協力し、看護に取り組んでいます。職場としての病棟は、お互いに協力し、相談できるアットホームな環境です。スタッフは20代から60代まで年齢層は広く、また子育て中のスタッフも多く働いています。様々なライフスタイルに合わせて、子どもの行事での休暇や、旅行での長期休暇、あるいは介護休暇なども取得できるよう、お互い協力しています。子育てや親の介護をしながら仕事との両立・自身の生活の充実を図ることができることを目指しています。

体調に異変がある方、また高齢者の方に多く受診していただいております。外来で診察や検査を受ける時、不安になり緊張される方も多いと思います。そのような気持ちが少しでも和らぐように、患者さんに寄り添って、丁寧な対応を心がけ、安心して診察や検査を受けて頂くことができるように努めています。
当院外来は消化器症状、胸痛、頭痛、発熱など一般内科全般および健康診断で異常を指摘された方の診察を行っています。症状などに応じて消化器、糖尿病、循環器、泌尿器、リウマチの医師による診察を受けて頂きます。また速やかな検査、診断を行い高度医療（市民病院や岡崎医療センター）へ紹介いたします。
特に上部・下部内視鏡検査に力を入れ、お待たせすることなく内視鏡検査および治療をする事ができるようになりました。当院では、経鼻内視鏡や患者さんのご希望により鎮静剤を使用して、できるだけ苦しくないよう、内視鏡検査をすることに努めております。

病院が運営する訪問看護なので、より身近・迅速に主治医との連携がとれます。住み慣れた自宅で安心して生活できるよう、医療介助や清潔援助、看護・介護相談や指導などを通じて、ご自宅と病院との『架け橋』として安心できる在宅療養を目指しています。40代～50代の看護師4人の小さな部署ですが、不安なことがあっても気軽に相談ができサポートしあえる仲間で、和気あいあいと訪問看護を行っています。患者さん、ご家族の生活の場に出向き看護をすることで、人との関りが深くなるため、ケアの達成感、やりがいを感じることができる仕事だとおもいます。

患者さんが安心して療養生活を送ることができるよう、オムツ交換、入浴介助、食事介助などの日常生活の援助を看護師と協力して提供しています。介護士は20代から70代まで幅広い年齢層のスタッフが活躍しており、困ったことがあれば協力、相談できる仲間です。家庭を持ちながら働いているスタッフが多く、子育てと仕事との両立だけでなく、プライベートの充実も図ることができるよう、職場内で協力し合っています。